2003 BLADE SHOW WEST 9/19-9/21


短刀、和式の打刃物への関心が高まっているアメリカからの熱い声に応えて
ロサンゼルス近郊オンタリオ・エキシビジョンセンターで開催された
ブレードショーウェストに当店でも人気の高い秋友義彦ブランド「RED ORCA」
を秋友氏、また現地のファンの大きなサポートも受けブースを出展しました。
準備風景

午前7時から各メーカーのブース準備が始まりました。
  準備風景(2)
IKARIYA&RED ORCAブース

当店ブースは午前9時にセッティングが完了しました。
IKARIYA&RED ORCAブース(2)
ふらりと訪れたナイフの神様ラブレス氏と当店スタッフ。 JOSH氏(STRIDERKNIVES) & RYAN氏と当店スタッフ。

2人で鉈、庖丁その他30本以上のまとめ買いをされました。
ウォーレントーマス氏

2日目に当店ブースを訪れ、
庖丁を3本お買い上げいただきました。

DAN BURKE氏

向かいのテーブルで当店のスタッフと大の仲良しになりました。
当店女性スタッフにいつもちょっかいを掛けてきていました。
Best Folder賞を受賞されていました。
屋外では鍛造のデモンストレーション等も行われていました。

RED ORCA 狩猟用ナイフ・剣鉈

日本刀の作刀手順を踏んだRED ORCAの剣鉈、狩猟用ナイフは、
打刃物の人気が上がってきているアメリカでは特に目を引き、
多くの方々が、美しい刃紋に釘付けになっていました。
またダマスカスのラインナップも高い評価を頂きました。

〜ブースを訪れてくださった方々の声〜
刃紋が美しい。EXCELENT。
シンプルなブレードとハンドルの美しさは14世紀の刃物のようだ。
日本刀の作刀技術の活きた素晴らしい仕上がりだ。

義彦作 庖丁

今回は余りマーケットに出していない秋友親方の和庖丁も展示しました。
アメリカでの日本料理、また日本の調理用刃物への興味は予想よりも大きく、
こちらも大きな反響を呼びました。

〜ブースを訪れてくださった方々の声〜

ステンレスよりも鋼の方が良く切れるし優れているので扱えるようになりたい。
用途に合わせて形の違う日本の庖丁は、料理にはより相応しいのではないか。

所感
本物の和包丁は錆び易い部分が欠点でもあることを踏まえてこうした意見が多くあった
事は我々も意外でした。西欧の方が日本国内よりも、日本の伝統についての理解が深いケースが
最近増えてきているともよく言われることがありますが、実際こうした意見があった事は正直驚きました。
「ステンレスの大量生産品は今一つだ」和食の料理人でもなく、海外の一刃物好きの方々の意見は
日本の伝統の技を後世に残していきたいという私達の一つの夢とも合致するものがあり、
本当に勇気付けられる言葉でした。




他のブースの模様
BUCK KNIVES

当店の隣のブースでした
  KARAMBIT

タラーニ氏は残念ながらナイフスクール主催の為、ショーには姿を見せませんでした。

EMERSON

常に沢山の人が訪れ盛況でした

SureFire

常にライアン氏が接客にあたっていました。

休憩時には当店ブースに立ち寄り、
RED ORCAを始め庖丁等も多くお求めになられました。
また当店も今回仕入れたアイテムも多くあります。近日UPしますのでご期待下さい!

STRIDERブース


現地でも一番人気で常に人だかりができていました
ショー最終日にはストライダー関係者が私達のブースを直撃!よってたっかって山ほどお求めになられました。また当店も今回仕入れたアイテムが多くあります。近日UPしますのでご期待下さい!
STRIDERブースの展示品(1)
STRIDERブースの展示品(2) STRIDERブースの展示品(3)
Rockstead (Ishida Industrial Co. Ltd)

竹に刃を何度も叩き付ける実演で刃先硬度の強さをアピールし、訪れる方々を驚かしていました。
SEKI CUT

現地在住スタッフが接客にあたっていました。
Hiroaki Ohtas氏

今回も完成度の高いナイフを持参されておりました。
 
コンペティション他
Best Art Knife

Taylor Palmer氏

タイムマシンをイメージし、歴史の移り変わりを美しい彫刻で表現したナイフ。
  Best Non-Damascus Handforged

ブレード、ハンドル共に美しい仕上がり
BEST DAMASCUS


Red St. Cyr氏

ダマスカス鋼の打ち刃物の製作の難しさを詳しく説明していただきました。
BEST DAMASCUS

Red St. Cyr氏

ヒルト、ブレード共にこだわったダマスカス鋼を用いた完成度の非常に高い作品
Best Fixed Blade

Steven Rapp氏
BEST IN SHOW

Steven Rapp氏

正にBEST IN SHOW。
その美しさ、完成度の高さは飛びぬけていました。